PGAツアー
米国男子
ツアー選手権
日程 2018年9月20日-9月23日賞金総額 ―
TV/ネット放送予定タイガー・ウッズ、復活優勝への「プラン」をひも解く【舩越園子コラム】
タイガー・ウッズ、復活優勝への「プラン」をひも解く【舩越園子コラム】
所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net
配信日時: 2018年9月24日 05時07分
そんなふうに最終日のウッズは前日に口にした「コンサバティブなゲームプラン」を忠実に守り続け、ピンを狙わずグリーンセンターに乗せるゴルフを心がけていた。ミスしたあとほどリスクを避けて、安全に、安全に。そういうゴルフで1つ1つパーを重ねていった。
昔のウッズと比べたら、石橋をたたいて渡るような慎重でセーフティなゴルフだった。だが、それでさえもやっぱりピンチは訪れた。
15番でボギーを喫し、2位と3打差で難しい上がり3ホールへ。左ラフにつかまった16番でもボギーをたたき、2位と2打差で上がり2ホールへ。ウッズの表情は険しかった。
17番も左ラフへ。セカンドショットはグリーン右奥のラフへ。だが、そこから1メートルへ寄せて、なんとかパーを拾った。
「あの17番のパーセーブが大きかった。18番を2打差で迎えるか1打差で迎えるかは大違いだから」
1打の違いが心にもたらしたほんの少しの余裕にウッズは心底、感謝していた。18番はパー5だが、イーグルでもバーディーでもなく、最後はパーで勝利を決めた。
昔のウッズと比べたら、石橋をたたいて渡るような慎重でセーフティなゴルフだった。だが、それでさえもやっぱりピンチは訪れた。
15番でボギーを喫し、2位と3打差で難しい上がり3ホールへ。左ラフにつかまった16番でもボギーをたたき、2位と2打差で上がり2ホールへ。ウッズの表情は険しかった。
17番も左ラフへ。セカンドショットはグリーン右奥のラフへ。だが、そこから1メートルへ寄せて、なんとかパーを拾った。
「あの17番のパーセーブが大きかった。18番を2打差で迎えるか1打差で迎えるかは大違いだから」
1打の違いが心にもたらしたほんの少しの余裕にウッズは心底、感謝していた。18番はパー5だが、イーグルでもバーディーでもなく、最後はパーで勝利を決めた。