“オーガスタ”と向き合った高校3年生の2カ月間 吉田鈴が大舞台へ「ゴルフの価値観が変わる」
“オーガスタ”と向き合った高校3年生の2カ月間 吉田鈴が大舞台へ「ゴルフの価値観が変わる」
所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya
配信日時:配信日時: 2022年3月24日 03時10分
国内男子ツアー7勝を誇る今野康晴の指導のもと、腕を磨いてきた。そのコーチからも、出場決定後からとにかく技術面のアドバイスをもらってきたという。特にグリーンで球を止めるための打ち方は、ピン位置なども想定して練習を重ねてきた。コーチの打ち方を見ては、それを実践。男子トッププロの技術を盗むことにも注力してきた。
プロになり、将来は海外で戦うことを目標に掲げている。海外選手を前に「身長も小さいほう(153センチ)なのでできることは限られている」と考えるが、それ以上に「どんなスイングをして、どんな球を打って、どんなことを考えているかも見てみたい」という好奇心が勝る。「この試合でゴルフの価値観が変わってくるかなとも思ってます」。そこで目にし、そして感じたことすべてを手土産として日本に持ち帰り、その後に生かすつもりだ。
「まずは予選を通ることが大事ですが、出るからにはトップを狙わないといけないと思う。目標は優勝です」。昨年は同学年の梶谷翼が、日本人として初の大会制覇を成し遂げた。「同級生だし負けたくない、という気持ちもありましたが、すごいなーとも思いました」と当時を振り返るが、それは日本人も勝てるということの何よりの証明でもある。
「気持ちで負けないように」。今週26日(土)には、いよいよ渡米。高校卒業という節目の年に、オーガスタで優勝争いをする自分の姿を想像しながら本番へと向かっていく。
■吉田鈴(よしだ・りん)
2004年2月21日、千葉県出身、18歳。6歳でゴルフを始める。千葉黎明高3年時に出場した、2021年の「日本女子アマチュア選手権」で4位などの実績を残した。初受験となった同年11月のプロテストは、最終まで進んだものの合格には手が届かず。アマチュア資格を持ったまま今年2度目の受験で突破を目指す。得意クラブはドライバーで、平均飛距離は230ヤード。女子プロゴルファーでツアー2勝の吉田優利を姉に持つ。153センチ。
プロになり、将来は海外で戦うことを目標に掲げている。海外選手を前に「身長も小さいほう(153センチ)なのでできることは限られている」と考えるが、それ以上に「どんなスイングをして、どんな球を打って、どんなことを考えているかも見てみたい」という好奇心が勝る。「この試合でゴルフの価値観が変わってくるかなとも思ってます」。そこで目にし、そして感じたことすべてを手土産として日本に持ち帰り、その後に生かすつもりだ。
「まずは予選を通ることが大事ですが、出るからにはトップを狙わないといけないと思う。目標は優勝です」。昨年は同学年の梶谷翼が、日本人として初の大会制覇を成し遂げた。「同級生だし負けたくない、という気持ちもありましたが、すごいなーとも思いました」と当時を振り返るが、それは日本人も勝てるということの何よりの証明でもある。
「気持ちで負けないように」。今週26日(土)には、いよいよ渡米。高校卒業という節目の年に、オーガスタで優勝争いをする自分の姿を想像しながら本番へと向かっていく。
■吉田鈴(よしだ・りん)
2004年2月21日、千葉県出身、18歳。6歳でゴルフを始める。千葉黎明高3年時に出場した、2021年の「日本女子アマチュア選手権」で4位などの実績を残した。初受験となった同年11月のプロテストは、最終まで進んだものの合格には手が届かず。アマチュア資格を持ったまま今年2度目の受験で突破を目指す。得意クラブはドライバーで、平均飛距離は230ヤード。女子プロゴルファーでツアー2勝の吉田優利を姉に持つ。153センチ。
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