「1日もムダにできない」 渋野日向子の“波瀾万丈”予選会前半戦は思わぬミスからリベンジへ
「1日もムダにできない」 渋野日向子の“波瀾万丈”予選会前半戦は思わぬミスからリベンジへ
配信日時: 2021年12月6日 23時01分
「初日からずっこけたので、考えてもいなかったプレッシャーを感じた」。1年間、この予選会のために準備をしてきた。年間を通じて2022年から米ツアーへという青写真を描いてきたからだ。それだけに、出だしのつまずきは渋野に重くのしかかった。
初日のラウンド終了後は報道陣の取材を受け、「きょうは打ち込みます」と、足早にドライビングレンジへと向かった。じっくり1時間半ほどの打ち込み。気になっていたのは、アドレスの向きだった。
「左を向きすぎてしまう」と明かした。大幅なスイング改造を施して臨んだ21年シーズン。1年間やり通してきたことに自信をつけ乗り込んだはずも、大一番で狂いが生じた。違和感を覚えながらのラウンドを終えて、すぐに修正にとりかかった。これまで渋野のプレーを見てきたマネージャーが、一球一球後方から向きを確認する。すると納得の表情を浮かべ、帰りがけには「分かった」とつぶやきながら帰路についた。
■2日目に挽回も…最終2ホールの落ち込み
2日目はそんな矯正効果がさっそく現れる。16ホールを終えてスコアを3つ伸ばしていた。ライン読み、スピードともに難解なグリーン上でやや苦戦を強いられながらも、バーディチャンスを量産した。ところが上がり2ホールでまさかのダブルボギー、ボギー。一気に貯金を使い果たし、振り出しに戻った。
「一つのミスで最後に落としたのは悔しいけど、昨日よりは改善できている」。前向きなコメントを残したが、内心は違っていたと振り返る。「“ずーん”みたいな(笑)。初日どーんってきたら、ずーんって。1日でも落としてしまうとぜんぜん違う。あらためて1日も無駄にできないと思った」
初日のラウンド終了後は報道陣の取材を受け、「きょうは打ち込みます」と、足早にドライビングレンジへと向かった。じっくり1時間半ほどの打ち込み。気になっていたのは、アドレスの向きだった。
「左を向きすぎてしまう」と明かした。大幅なスイング改造を施して臨んだ21年シーズン。1年間やり通してきたことに自信をつけ乗り込んだはずも、大一番で狂いが生じた。違和感を覚えながらのラウンドを終えて、すぐに修正にとりかかった。これまで渋野のプレーを見てきたマネージャーが、一球一球後方から向きを確認する。すると納得の表情を浮かべ、帰りがけには「分かった」とつぶやきながら帰路についた。
■2日目に挽回も…最終2ホールの落ち込み
2日目はそんな矯正効果がさっそく現れる。16ホールを終えてスコアを3つ伸ばしていた。ライン読み、スピードともに難解なグリーン上でやや苦戦を強いられながらも、バーディチャンスを量産した。ところが上がり2ホールでまさかのダブルボギー、ボギー。一気に貯金を使い果たし、振り出しに戻った。
「一つのミスで最後に落としたのは悔しいけど、昨日よりは改善できている」。前向きなコメントを残したが、内心は違っていたと振り返る。「“ずーん”みたいな(笑)。初日どーんってきたら、ずーんって。1日でも落としてしまうとぜんぜん違う。あらためて1日も無駄にできないと思った」
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