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安田祐香が教える、オーガスタ攻略法!
「オーガスタナショナル女子アマ」、そして海外メジャー「マスターズ」の舞台、オーガスタ・ナショナルGCを日本人女性として初めてラウンドした安田祐香に攻略法を聞いてみた。
配信日時: 2021年3月30日 11時00分
13番パー5(オーガスタ女子アマ455ヤード、マスターズ510ヤード)
アーメンコーナーの出口は左ドッグレッグのパー5。2オン可能な距離だが、そう簡単にはさせてくれないのがオーガスタ。1978年のマスターズでは中嶋常幸が13打要したことでも有名なホールだ。ホール名はアザレア。その名の通りこのホールには1600本ものアザレアが植栽されている。
■松山英樹20年マスターズ成績
バーディ、バーディ、バーディ、バーディ
■安田祐香19年オーガスタ女子アマ成績
バーディ
■松山英樹20年マスターズ成績
バーディ、バーディ、バーディ、バーディ
■安田祐香19年オーガスタ女子アマ成績
バーディ
【ティショットのポイント】ドローヒッター有利 2オンのチャンスも
バーディを獲りたいホールだけに、ティショットはかなり大事となる。「ここもセカンド地点が右から左に傾斜しているので、ここも右目にティショットを打てたらいいかなと思います」とうまく傾斜に乗せて距離を稼ぎたい。飛距離の出るドローヒッターなら、さらに2オンへのチャンスは増える。
とは言っても、左にはグリーンまでクリークが流れており、つかまりすぎればペナルティエリア行きだ。「狙いどころも広くない」と特にドッグレッグしているところまで飛ばす選手は絞られたフェアウェイに落とす精度も求められる。安田のように右に行けば、「つま先上がりで狙えなかった」とプラン変更を余儀なくされる。
とは言っても、左にはグリーンまでクリークが流れており、つかまりすぎればペナルティエリア行きだ。「狙いどころも広くない」と特にドッグレッグしているところまで飛ばす選手は絞られたフェアウェイに落とす精度も求められる。安田のように右に行けば、「つま先上がりで狙えなかった」とプラン変更を余儀なくされる。
【2打目のポイント】クリーク越えの2オン狙いか、刻みの3打目勝負か
2オンを狙うとなればグリーンの手前を流れるクリークを越えるショットを打たなければならない。さらにはグリーンには左奥からの傾斜があり「奥からのパッティングはかなり下る。右に切られたピンへの2オン狙いなら、ピン左手前あたりのゾーンを安全に狙っていったほうがいいと思います」。もちろん、奥にこぼせばチャンスはほぼゼロといっていい。
それならば、「刻んでも難しいですが、ケガは少ない」と3打目勝負で行くという手もありだ。安田はレイアップしてバーディ。その場合はクリークを避けつつフェアウェイ右サイド、エッジまで60ヤード付近に落としていくのがよさそうだ。
それならば、「刻んでも難しいですが、ケガは少ない」と3打目勝負で行くという手もありだ。安田はレイアップしてバーディ。その場合はクリークを避けつつフェアウェイ右サイド、エッジまで60ヤード付近に落としていくのがよさそうだ。
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14番(チャイニーズ・ファー)