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畑岡奈紗とのマッチレースで引き出された上田桃子の“攻めのゴルフ”【辻にぃ見聞】
畑岡奈紗とのマッチレースで引き出された上田桃子の“攻めのゴルフ”【辻にぃ見聞】
配信日時: 2017年10月24日 04時08分
■畑岡奈紗の“アグレッシブなゴルフ”が上田桃子の“攻めのゴルフ”を引き出した
一方、辻村氏は、「畑岡選手のピンをどんどんデッドに狙ってくるアグレッシブなゴルフに対して、本来上田が持っている“攻めのゴルフ”で勝負できた部分が大きかった」と、今大会で3日間同組だった畑岡奈紗のプレーが、上田に大きな影響を与えたことを認めた。「畑岡選手とのマッチレースの中で火がついたところがあると思う。本当の勝負していくショットを引き出された部分はある」と、畑岡との競り合いが優勝に繋がったと語った。
畑岡のいいところとして、“飛んで曲がらないショット”と“いつでもピンをデッドに狙ってくる技術と勇気”という2点を挙げた辻村氏。しかもアグレッシブなだけではなく、「自分がグリーンを外す時にどういう外し方をするか良く分かっていて、エッジから3〜4歩のアプローチ、カラーに落として数メートルで止めるようなアプローチを、朝練習からしっかりやっている。ゴルフIQの高さを感じる」。さらに「畑岡のスイングの鋭さというか、スイングする時の一瞬のスピードの出し方というのは一級品だなと思う」と絶賛した。
さらに、「アドレスに入って、トップの高さを確認しながら素振りを1回、2〜3歩下がってトントンとジャンプして上体の力みを抜いて重心を下げる。後は気持ちよく最後まで振り切るというのが畑岡選手のルーティンだけど、しっかりと最後まで振り切る、ということが、できそうでできない一番の技術」と分析。「来季日本のツアーにずっと出たら、何勝するか分からないよね(笑)」と総括した。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとして、チャレンジツアーで最高2位などの成績を残した。2001年のアジアツアーのQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦。コーチ転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子や藤崎莉歩、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場での愛称は“おにぃ”。
一方、辻村氏は、「畑岡選手のピンをどんどんデッドに狙ってくるアグレッシブなゴルフに対して、本来上田が持っている“攻めのゴルフ”で勝負できた部分が大きかった」と、今大会で3日間同組だった畑岡奈紗のプレーが、上田に大きな影響を与えたことを認めた。「畑岡選手とのマッチレースの中で火がついたところがあると思う。本当の勝負していくショットを引き出された部分はある」と、畑岡との競り合いが優勝に繋がったと語った。
畑岡のいいところとして、“飛んで曲がらないショット”と“いつでもピンをデッドに狙ってくる技術と勇気”という2点を挙げた辻村氏。しかもアグレッシブなだけではなく、「自分がグリーンを外す時にどういう外し方をするか良く分かっていて、エッジから3〜4歩のアプローチ、カラーに落として数メートルで止めるようなアプローチを、朝練習からしっかりやっている。ゴルフIQの高さを感じる」。さらに「畑岡のスイングの鋭さというか、スイングする時の一瞬のスピードの出し方というのは一級品だなと思う」と絶賛した。
さらに、「アドレスに入って、トップの高さを確認しながら素振りを1回、2〜3歩下がってトントンとジャンプして上体の力みを抜いて重心を下げる。後は気持ちよく最後まで振り切るというのが畑岡選手のルーティンだけど、しっかりと最後まで振り切る、ということが、できそうでできない一番の技術」と分析。「来季日本のツアーにずっと出たら、何勝するか分からないよね(笑)」と総括した。
解説・辻村明志(つじむら・はるゆき)/1975年9月27日生まれ、福岡県出身。ツアープレーヤーとして、チャレンジツアーで最高2位などの成績を残した。2001年のアジアツアーのQTでは3位に入り、翌年のアジアツアーにフル参戦。コーチ転身後はツアー帯同コーチとして上田桃子や藤崎莉歩、小祝さくらなどを指導。様々な女子プロのスイングの特徴を分析し、コーチングに活かしている。プロゴルファーの辻村明須香は実妹。ツアー会場での愛称は“おにぃ”。