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【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】米ツアーで戦うために必要なこと
【小川淳子の女子ツアーリポート“光と影”】米ツアーで戦うために必要なこと
配信日時: 2018年11月6日 09時00分
(3)の忍耐は、説明するまでもないだろう。日常生活が思うようにいかず、結果がなかなか出なくても、そこで戦い続けること。それしかない。
いずれも、女子だけでなく男子についても同じことがいえるが、一つだけ大きく違うのが、ツアーの規模と華やかさだ。米女子ツアーは、フィールドの厚さとレベルこそ世界一だが、ギャラリーの数や華やかさでは、現在の日本女子ツアーにかなわない。ツアーも選手も、スポンサーがしっかりとついていて、人気もある程度定着した日本ツアーを当たり前に見ていると、一部のメジャーなどを除くと、米女子ツアーは非常に寂しく感じられるはずだ。
男子より女子ツアーのほうが人気が上、というのは、日本の特殊な事情だ。だが、それとは別に、米女子ツアー独自の事情もある。それを受け入れ「自分はここでやっていくんだ」という覚悟をどれだけ持つことができるか。それこそが、しっかりと米ツアーに根を下ろして戦い続けるための条件となる。
実は、日本でプレーしていても、同じことがいえるのだが、それ以上に自分をしっかりと持ち、柔軟に粘り強くゴルフをやり続けること。来年、新たにツアーに挑む山口はもちろん、この先も、大きく羽ばたこうとする選手たちが、そんな気持ちを持って臨んでくれれば、より楽しみになるはずだ。(文・小川淳子)
いずれも、女子だけでなく男子についても同じことがいえるが、一つだけ大きく違うのが、ツアーの規模と華やかさだ。米女子ツアーは、フィールドの厚さとレベルこそ世界一だが、ギャラリーの数や華やかさでは、現在の日本女子ツアーにかなわない。ツアーも選手も、スポンサーがしっかりとついていて、人気もある程度定着した日本ツアーを当たり前に見ていると、一部のメジャーなどを除くと、米女子ツアーは非常に寂しく感じられるはずだ。
男子より女子ツアーのほうが人気が上、というのは、日本の特殊な事情だ。だが、それとは別に、米女子ツアー独自の事情もある。それを受け入れ「自分はここでやっていくんだ」という覚悟をどれだけ持つことができるか。それこそが、しっかりと米ツアーに根を下ろして戦い続けるための条件となる。
実は、日本でプレーしていても、同じことがいえるのだが、それ以上に自分をしっかりと持ち、柔軟に粘り強くゴルフをやり続けること。来年、新たにツアーに挑む山口はもちろん、この先も、大きく羽ばたこうとする選手たちが、そんな気持ちを持って臨んでくれれば、より楽しみになるはずだ。(文・小川淳子)