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時松隆光 悪天候の戦いで光ったのは“心の強さ”とテンフィンガーグリップ【ツアーの深層】
時松隆光 悪天候の戦いで光ったのは“心の強さ”とテンフィンガーグリップ【ツアーの深層】
配信日時: 2017年10月24日 03時04分
「自分も試したことがありますが、指に衝撃がかからないのもメリットだと感じました。ボールを打った時の衝撃って左の親指にきやすいんですよ」。左指を伸ばさないテンフィンガーはケガにも強い。時松自身もこの握り方の最大のメリットを「ケガをしにくいこと」と話していた。長年他のグリップになれ親しんできたゴルファーがおいそれとグリップを変えるのは難しいが、手首や親指などを壊しやすい者は選択肢の1つに入れても良さそうだ。
・石川遼のスイングは確かにいい状態ではないが…
「日本オープン」から国内ツアーに復帰した石川遼はこの試合でも予選落ちに。多くのギャラリーを集める人気プロだけにその復活が待たれるが、スイングを見た田島は「確かにいい状態ではないと思います。ただ、彼はスイング的に自分がどういう状況か良くわかっていてると思います。1打1打調整しながらプレーしているのでしょう」と明らかに本調子ではないことは感じたという。
しかし、第2ラウンドの18番で「3番ウッドで右に曲げた後、3打目のアプローチは素晴らしかったです。彼は今、主に自分自身にフォーカスをしていますが、自分がどこにボールを運びたいか、どういう球が打ちたいかが明確になれば、ボクはすぐに良くなるとは思います」。もっとターゲットに意識が向くようになれば、実力者だけに復調も難しくないと田島は言い切った。
解説・田島創志(たじま・そうし)/1976年9月25日生まれ。ツアー通算1勝。2000年にプロ転向し、03年『久光製薬KBCオーガスタ』で初日から首位を守り、完全優勝。青木功JGTO(日本ゴルフツアー機構)体制では、トーナメント管理委員会 コースセッティング・アドバイザーを務める
・石川遼のスイングは確かにいい状態ではないが…
「日本オープン」から国内ツアーに復帰した石川遼はこの試合でも予選落ちに。多くのギャラリーを集める人気プロだけにその復活が待たれるが、スイングを見た田島は「確かにいい状態ではないと思います。ただ、彼はスイング的に自分がどういう状況か良くわかっていてると思います。1打1打調整しながらプレーしているのでしょう」と明らかに本調子ではないことは感じたという。
しかし、第2ラウンドの18番で「3番ウッドで右に曲げた後、3打目のアプローチは素晴らしかったです。彼は今、主に自分自身にフォーカスをしていますが、自分がどこにボールを運びたいか、どういう球が打ちたいかが明確になれば、ボクはすぐに良くなるとは思います」。もっとターゲットに意識が向くようになれば、実力者だけに復調も難しくないと田島は言い切った。
解説・田島創志(たじま・そうし)/1976年9月25日生まれ。ツアー通算1勝。2000年にプロ転向し、03年『久光製薬KBCオーガスタ』で初日から首位を守り、完全優勝。青木功JGTO(日本ゴルフツアー機構)体制では、トーナメント管理委員会 コースセッティング・アドバイザーを務める