シニアが習得すべき、体に優しいボディターン。三好輝プロの「ブランコドリル」
元日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロ、現在アメリカの日本食レストランチェーンCEO。異色の経歴を持つTOSHI HIRATAが30年のレッスン経験の集大成を語る。超DEEPな骨太スイング論をアメリカからお届け!
配信日時: 2017年5月22日 09時07分
“カカト軸ジャンプ”を身につけやすい三好輝プロの「ブランコドリル」
長々と私の体験談を語ってきました。どうしてここにたどり着いたのか理解していただきたくて書いてきましたが、いよいよ皆さんにも「PGAツアープロが行う下半身始動」を体感してもらえるドリルを紹介します。たとえ、アマチュアの皆さんでも簡単に体感出来る画期的なものです。
しかし、このドリルは私が考案したものではなく、第5回/カカト軸ジャンプの誕生秘話で登場したシニアドラコンチャンプの堀田晃弘プロの後輩、三好輝プロ(和幸カントリー倶楽部所属/枚方市)にイメージを与え、出来上がったドリルがこれから紹介する【ブランコドリル】です。
以前の三好プロのスイングは流れるような美しいスイングでしたが、いささかパワーに問題があって飛ばしメソッドが豊富な堀田プロに相談、スイング改造に取りかかったそう。堀田プロから受けたアドバイスで"カカト軸ジャンプドリル"を開始したのが今年の2月。そして今、三好プロの努力によりヘッドスピードは改造前(通常47m/s)とはかけ離れた数値(MAX55.5m/s)へと上昇していきました。
しかし、このドリルは私が考案したものではなく、第5回/カカト軸ジャンプの誕生秘話で登場したシニアドラコンチャンプの堀田晃弘プロの後輩、三好輝プロ(和幸カントリー倶楽部所属/枚方市)にイメージを与え、出来上がったドリルがこれから紹介する【ブランコドリル】です。
以前の三好プロのスイングは流れるような美しいスイングでしたが、いささかパワーに問題があって飛ばしメソッドが豊富な堀田プロに相談、スイング改造に取りかかったそう。堀田プロから受けたアドバイスで"カカト軸ジャンプドリル"を開始したのが今年の2月。そして今、三好プロの努力によりヘッドスピードは改造前(通常47m/s)とはかけ離れた数値(MAX55.5m/s)へと上昇していきました。
三好プロはこう言っています。
「堀田晃宏プロのカカト軸ジャンプを採り入れた後のスイングを見て、自分もこんな足の使い方がしたい! と教えを請いました。自分なりに、どうすればジャンプをうまく採り入れられるか? を模索するうちに、ブランコをこぐような下半身の動きに連動させてクラブを滑らかに振ればいいと考えました。この動きは、上下動が激しい劇薬なため、まだ生徒さんには指導してはいませんが、ボクが実験台になって取り組んでいます。
左打ちのボクは元々右足へスライドする量が多くてボールを潰すタイプだったんですが、このドリル後は足の使い方が変化して右へのスライド量が明らかに減りました。ブランコドリルで体感できるのは、切り返しで一旦沈んでから、伸びるタイミングで腕とクラブがストンと勝手に落ちてきて、自然に急加速するということ。このコツが理解できると、打ち込まなくても勝手にクラブが走ってアイアンも高弾道になり、1番手以上飛距離が伸びましたね」(三好輝プロ)
動画をご覧になった皆さんはどう思われたでしょうか? 「なんだこんな簡単なこと?」と思ったでしょう? そうです! 発想が変われば実に簡単なことだったのです。しっかりと正しく下半身の上下動が出来れば、切り返しで腕を先に下ろしてくることなど不可能になるわけですね。
もちろんプロの場合、実際のスイングではもっと激しく下半身を使いますが、皆さんの場合は最初はゆっくりとしたスピードで行ってくださいね。
さて、来週は皆さんが最も気になるスライスの撲滅、そしてドローボールの習得です。この【ブランコドリル】をしっかりとマスター出来れば、究極のドローボールの習得は目前です。それではFBの『フオーラム型レッスン』で質問やご意見をお待ちしています。 SEE YOU NEXT WEEK!!(WEBレッスンに対してのフォローアップ、そして動画をUPして戴ければワンポイントレッスンも行います)
TOSHI HIRATA/26歳からゴルフを始め、29歳でプロ入会。日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロとして日本で活動していたが、ツアープロの道を模索、武者修行のため渡米したまま移住。現在はアメリカの日本食レストランチェーン『Seasons Of Japan』のCEOを務める。過去には米国ゴルフチャンネルの解説者の経験や、様々な発信をWEBで行っている。ジョージア州在住
三好輝(みよし・あきら)プロ/1971年生まれ、大阪府出身。大阪府枚方市にあるショートコース付き300ヤードの巨大練習場、和幸カントリー倶楽部で長年指導するティーチングプロ。46歳にして眠っていた飛ばし能力が開花しているため、飛距離アップレッスンはもちろん、アプローチ、バンカー、パター等ショートゲームが苦手な人への指導も得意
「堀田晃宏プロのカカト軸ジャンプを採り入れた後のスイングを見て、自分もこんな足の使い方がしたい! と教えを請いました。自分なりに、どうすればジャンプをうまく採り入れられるか? を模索するうちに、ブランコをこぐような下半身の動きに連動させてクラブを滑らかに振ればいいと考えました。この動きは、上下動が激しい劇薬なため、まだ生徒さんには指導してはいませんが、ボクが実験台になって取り組んでいます。
左打ちのボクは元々右足へスライドする量が多くてボールを潰すタイプだったんですが、このドリル後は足の使い方が変化して右へのスライド量が明らかに減りました。ブランコドリルで体感できるのは、切り返しで一旦沈んでから、伸びるタイミングで腕とクラブがストンと勝手に落ちてきて、自然に急加速するということ。このコツが理解できると、打ち込まなくても勝手にクラブが走ってアイアンも高弾道になり、1番手以上飛距離が伸びましたね」(三好輝プロ)
動画をご覧になった皆さんはどう思われたでしょうか? 「なんだこんな簡単なこと?」と思ったでしょう? そうです! 発想が変われば実に簡単なことだったのです。しっかりと正しく下半身の上下動が出来れば、切り返しで腕を先に下ろしてくることなど不可能になるわけですね。
もちろんプロの場合、実際のスイングではもっと激しく下半身を使いますが、皆さんの場合は最初はゆっくりとしたスピードで行ってくださいね。
さて、来週は皆さんが最も気になるスライスの撲滅、そしてドローボールの習得です。この【ブランコドリル】をしっかりとマスター出来れば、究極のドローボールの習得は目前です。それではFBの『フオーラム型レッスン』で質問やご意見をお待ちしています。 SEE YOU NEXT WEEK!!(WEBレッスンに対してのフォローアップ、そして動画をUPして戴ければワンポイントレッスンも行います)
TOSHI HIRATA/26歳からゴルフを始め、29歳でプロ入会。日本プロゴルフ協会A級ティーチングプロとして日本で活動していたが、ツアープロの道を模索、武者修行のため渡米したまま移住。現在はアメリカの日本食レストランチェーン『Seasons Of Japan』のCEOを務める。過去には米国ゴルフチャンネルの解説者の経験や、様々な発信をWEBで行っている。ジョージア州在住
三好輝(みよし・あきら)プロ/1971年生まれ、大阪府出身。大阪府枚方市にあるショートコース付き300ヤードの巨大練習場、和幸カントリー倶楽部で長年指導するティーチングプロ。46歳にして眠っていた飛ばし能力が開花しているため、飛距離アップレッスンはもちろん、アプローチ、バンカー、パター等ショートゲームが苦手な人への指導も得意