三菱ケミカル『ディアマナDF』の脳外試打。P編と筆者、まさかのエースが見つかる…
本日行われた試打会に、マニアックチームで行ってきました。そこで感じた『ディアマナDF』のフィーリングとは?一体どんなシャフトなのか?
配信日時: 2018年7月3日 10時27分
筆者 「やっぱり、白マナにちょっと似てる気が…」
筆者 「これ、やっぱり先端の剛性感的に、『白マナ』っぽいフィーリングありますよ。手元がややしっかりのマイルドな『白マナ』って感じ。昔の『白マナ』や『アヒナ』や『ディアマナW』のようにパキパキ感はなくて、マイルドで先中に緩さのある『白マナ』という感じかなぁ。かといって、手元がしっかりな時点で『白マナ』ではないんですが…。似てるシャフトってどう感じます?」
筒 「う〜ん、難しいなぁ…。似ているものがないんですよね。強いて言うなら、『白マナ』っぽい?『白マナ』のように手元がしなって先端がすごく硬いといった“叩ける”仕様じゃなくて、手元側も硬すぎないんですが、すごく反応がいいんですよ。しなり戻りのスピードも速くてそれでいて左に行かない。やや粘るんだけど、復元力が高いというね」
P編 「言ってることは分かる。これ、剛性分布を見ていると2年前に出た青マナ系の系譜『ディアマナBF』にそっくりだね。やや先端側が硬く、手元が若干緩いくらいになってるね。個人的には300ミリ辺りを緩く感じたんだけど、剛性分布もそうなっているね。先端がややしっかりで、叩かないのに自然に低スピンで飛ぶ弾道になっちゃうね」
筆者 「はい。そこすごく同感です。ボクも強いて言うなら、300ミリ辺りが緩くて、先端はしっかりに感じました。そして、珍しくボクでもドロップが…。弾道もやや抑えられているので、左には行きづらいく思い切り振れるシャフトだと感じます」
筒 「う〜ん、難しいなぁ…。似ているものがないんですよね。強いて言うなら、『白マナ』っぽい?『白マナ』のように手元がしなって先端がすごく硬いといった“叩ける”仕様じゃなくて、手元側も硬すぎないんですが、すごく反応がいいんですよ。しなり戻りのスピードも速くてそれでいて左に行かない。やや粘るんだけど、復元力が高いというね」
P編 「言ってることは分かる。これ、剛性分布を見ていると2年前に出た青マナ系の系譜『ディアマナBF』にそっくりだね。やや先端側が硬く、手元が若干緩いくらいになってるね。個人的には300ミリ辺りを緩く感じたんだけど、剛性分布もそうなっているね。先端がややしっかりで、叩かないのに自然に低スピンで飛ぶ弾道になっちゃうね」
筆者 「はい。そこすごく同感です。ボクも強いて言うなら、300ミリ辺りが緩くて、先端はしっかりに感じました。そして、珍しくボクでもドロップが…。弾道もやや抑えられているので、左には行きづらいく思い切り振れるシャフトだと感じます」
P編 「不思議なことに、『DF』だと、シャフトの重さや硬さを感じないんだよ」
P編 「さっきから『白マナ』という言葉が出ているけど、私は長年『白マナ』の70Xがエースシャフトなんだよ。そこで言うと、今回の『ディアマナDF』は似ている部分もあるんだけど、やっぱり違う。なんというか、軽快に振れてラクなんだよ。だって、80グラム台の80TXや70グラム台の70TXでもラクに振り切れるんだよ?こんなことあり得るか?
自分が使う『白マナ』の70Xだと重く感じてしっかり全身を使って気合いを入れて振らなきゃいけないんだけど、『DF』だとそういうのは必要ない。普通に振るだけで、80TXや70TXでも重さや硬さを感じずに振り切れるし、結果的に重い低スピンの中弾道フェードが打てるんだ。シャフトの自然な重さや落下に任せられるからラクだし、方向性が凄くよくて、飛んでる感じがしてマジで使いたい」
筆者 「うわぁ、それ同感。ボクもなぜか70Xなのに重さや硬さを感じずに、むちゃくちゃラクに振り切れて、それでいて重い真っすぐ球しか出ないんです。本当、不思議、このシャフト…」
筒 「推測ですけど、手元剛性が変わらないからじゃないですか?普通だと、重量が重くなってフレックスが硬くなるにつれて、手元の剛性は上がります。でも、今回の『DF』はそこがあまり硬くならないのではないか?と。あと、300ミリ付近の剛性分布の折れ方にもヒントがありそうですね…。ボクも70TXが一番振りやすくて結果が良かったんですが、こんなこと記憶にないです…」
自分が使う『白マナ』の70Xだと重く感じてしっかり全身を使って気合いを入れて振らなきゃいけないんだけど、『DF』だとそういうのは必要ない。普通に振るだけで、80TXや70TXでも重さや硬さを感じずに振り切れるし、結果的に重い低スピンの中弾道フェードが打てるんだ。シャフトの自然な重さや落下に任せられるからラクだし、方向性が凄くよくて、飛んでる感じがしてマジで使いたい」
筆者 「うわぁ、それ同感。ボクもなぜか70Xなのに重さや硬さを感じずに、むちゃくちゃラクに振り切れて、それでいて重い真っすぐ球しか出ないんです。本当、不思議、このシャフト…」
筒 「推測ですけど、手元剛性が変わらないからじゃないですか?普通だと、重量が重くなってフレックスが硬くなるにつれて、手元の剛性は上がります。でも、今回の『DF』はそこがあまり硬くならないのではないか?と。あと、300ミリ付近の剛性分布の折れ方にもヒントがありそうですね…。ボクも70TXが一番振りやすくて結果が良かったんですが、こんなこと記憶にないです…」
全員 「これ、既に名器と断定して良さそうだね」
筆者 「実は、某メーカーの試打ラウンドで、ボクは4大シャフトメーカーの新作を打っているんですよ。全部6Sで。そして、『ディアマナDF』で打った時だけ凄まじい球が出てまして…。たまたまかもしれませんが、2発まったく同じ球で290ヤードオーバーが打てたんですが、まったく球が同じ高さから動かないエグい球が出たんですよ。
ロースピンの中断道で。空中で球が動かない、粘っこい球で。自分のエースドライバーならいざ知らず、借り物の初めてのヘッドとシャフトでこういう球が出たのはけっこう衝撃的で…。今日改めて全スペック試打して、確信しました。このシャフト、名器です。叩かなくても、振らなくても安定した重い球が出るもん!」
P編 「普段だったら、【たまたま当たっただけなのに、なに自慢してやがる!】と激怒するところだが、今回ばかりは長岡の言葉を信用するよ。『ディアマナDF』は確かに名器だ。私はもう、使うことに決めたよ」
筒 「ボクは……、グラファイトデザインやフジクラ、USTマミヤの新作をしっかり脳内&脳外試打してから決めることにします!」
P編&筆者 「……。(筒さんの“脳”って、めんどくせぇ〜)」
Text/Mikiro Nagaoka
ロースピンの中断道で。空中で球が動かない、粘っこい球で。自分のエースドライバーならいざ知らず、借り物の初めてのヘッドとシャフトでこういう球が出たのはけっこう衝撃的で…。今日改めて全スペック試打して、確信しました。このシャフト、名器です。叩かなくても、振らなくても安定した重い球が出るもん!」
P編 「普段だったら、【たまたま当たっただけなのに、なに自慢してやがる!】と激怒するところだが、今回ばかりは長岡の言葉を信用するよ。『ディアマナDF』は確かに名器だ。私はもう、使うことに決めたよ」
筒 「ボクは……、グラファイトデザインやフジクラ、USTマミヤの新作をしっかり脳内&脳外試打してから決めることにします!」
P編&筆者 「……。(筒さんの“脳”って、めんどくせぇ〜)」
Text/Mikiro Nagaoka