ダース3000円台ボールで大激論。タイトリスト『ツアーソフト』は使えるのか?
最新ボールって値が張るものも多いですよね。OB出まくりの筆者にはコスパが悪過ぎるため、ちょっと安めの新ボール、タイトリスト『ツアーソフト』をテストすることに。で、筒と大激論になっちゃいました…
配信日時: 2018年3月8日 09時27分
タイトリストのボール担当者の話しと答え合わせ!
筒 「いやぁ、実はボクの場合、『プロV1』ユーザーではないので、昔の印象がやっぱり強いんですよね。2010年より以前の『プロV1』のイメージを思い出しました、つい…」
筆者 「だと思いましたよ、ほら、最新の『プロV1』と打ち比べてみてください。打感と音だけでも」
筒 「あっ、全然『ツアーソフト』の方が柔らかいです、まったく音がしませんもん。音がはっきりするとの意味では、どれくらいの強さでヒットしたかのフィードバックは『プロV1』の方が多いから、スコアを出すならこっちなのは言うまでもないですけど。でも、2ピースなのに『ツアーソフト』の打感って病み付きになりますね、なんか面白い」
筆者 「そう、安めの2ピースボールって、昔はカチカチで石みたいなボールも多い印象でしたからね。特に、ボールが硬くなる真冬だと、芯は外すとガキッと石みたいで手が痛いったらないです。その点、『ツアーソフト』はヘッドスピードが遅い人にいいかも。音が小さくてソフトで乗ってる感じがしますから、衝撃も少ないし操ってる感が多少ありますよ。出球は高いディスタンス系ですが、フィーリング的にね」
筒 「っていうか、いつの時代の2ピースボールの話をしてるんですか!ボクの『プロV1』で言われた言葉をそのまま返しますよ。しかも、石みたいとか、トップしただけの話しでしょ。それに、そろそろ弾道データとか、メーカーから聞いてる話しとか、答え合わせをしてくださいよ…」
筆者 「だと思いましたよ、ほら、最新の『プロV1』と打ち比べてみてください。打感と音だけでも」
筒 「あっ、全然『ツアーソフト』の方が柔らかいです、まったく音がしませんもん。音がはっきりするとの意味では、どれくらいの強さでヒットしたかのフィードバックは『プロV1』の方が多いから、スコアを出すならこっちなのは言うまでもないですけど。でも、2ピースなのに『ツアーソフト』の打感って病み付きになりますね、なんか面白い」
筆者 「そう、安めの2ピースボールって、昔はカチカチで石みたいなボールも多い印象でしたからね。特に、ボールが硬くなる真冬だと、芯は外すとガキッと石みたいで手が痛いったらないです。その点、『ツアーソフト』はヘッドスピードが遅い人にいいかも。音が小さくてソフトで乗ってる感じがしますから、衝撃も少ないし操ってる感が多少ありますよ。出球は高いディスタンス系ですが、フィーリング的にね」
筒 「っていうか、いつの時代の2ピースボールの話をしてるんですか!ボクの『プロV1』で言われた言葉をそのまま返しますよ。しかも、石みたいとか、トップしただけの話しでしょ。それに、そろそろ弾道データとか、メーカーから聞いてる話しとか、答え合わせをしてくださいよ…」
筆者 「了解、まず弾道データを言いますね。ドライバーのデータでいくと、比較用に打った同じ価格帯の他社の2ピースボールに比べると、高打ち出しで初速もキャリーもまぁまぁ出てますね。ヘッドスピード42〜43m/sで打ってこれだけキャリーが出れば納得でしょう?ただ、硬い3ピースの高額ツアーボールにはやっぱり、初速は敵わないですね。でも、全然曲がってないです、これは他社の2ピースも同じでしたが…。このボールの最大のセールスポイントは【打感】と【飛距離】らしいので、メーカーの言うことに嘘はないですし、筒さんも一応証明してくれた形ですね。やるじゃないですか」
筒 「何が“一応”ですか、一言余計だっちゅうの!」
筆者 「はい、次はアイアンですが、これも面白いですね。う〜ん、言おうかどうか悩むなぁ…」
筒 「何?またボクにショックを与えようと、悪だくみしてるでしょ?」
筆者 「他意はありません。結論としては、合ってましたよ、メーカーの言うことと。アイアンのフルショットが同じ価格帯の2ピースボールよりもスピン量が500rpm以上多めで弾道も高いです。でも、スピン量が多いから他社の同価格帯の2ピースボールよりも3、4ヤード飛んでないですね、ランを含んだトータル距離が。少しキャリーは伸びてますが、コレって…」
筒 「何が“一応”ですか、一言余計だっちゅうの!」
筆者 「はい、次はアイアンですが、これも面白いですね。う〜ん、言おうかどうか悩むなぁ…」
筒 「何?またボクにショックを与えようと、悪だくみしてるでしょ?」
筆者 「他意はありません。結論としては、合ってましたよ、メーカーの言うことと。アイアンのフルショットが同じ価格帯の2ピースボールよりもスピン量が500rpm以上多めで弾道も高いです。でも、スピン量が多いから他社の同価格帯の2ピースボールよりも3、4ヤード飛んでないですね、ランを含んだトータル距離が。少しキャリーは伸びてますが、コレって…」
安めの2ピースボールって、アイアンはスピン量が多い方がいいの?
筒 「入射角を変えた?とか疑うのはやめてくださいよ!」
筆者 「いや、問題はアイアンのスピン量でしょ。こういった1ダース3000円台のコスパのいい2ピースボールを選ぶ人って、他社の2ピースのようにスピン量が少ないものがいいのか、今回の『ツアーソフト』のようにスピン量が多い方がいいのか、どう思います?だって、アイアンのトータル距離が落ちたら困るでしょ、特にヘッドスピードが遅い人には。飛び系アイアンが売れるのは【アイアンにも飛距離がほしい】って証拠でしょう?」
筒 「そりゃそうですが、人によるでしょ。それに、何の情報もなく『ツアーソフト』を打った感想としては、“意外に使える”というのが率直な印象です。スコアを作りやすそうとの意味で。ヘッドスピードが遅くても速くても、キャリーで狙える方がスコアを作りやすいのは当然でしょう?だから、他社の2ピースボールよりスコア重視の人も使える人が多いと感じますよ」
筆者 「それって、アイアンだけの話し?昔の『プロV1』と間違えたアプローチの打感の話しも込みですか?ドライバーの性能も込みのトータルの話し?」
筒 「トータルで感じたことです。やっぱり、ただ安いだけじゃダメですから。打感とか使いやすさとか、ボールにはいろんな役割がありますから、どれか一部分だけで判断できるわけないので」
筆者 「ふ〜ん。それ、ファイナルアンサー?もし間違ったら、多分タイトリストから猛クレームが来ますよ?あそこは、ボールにはシビアだからなぁ〜。あ、あとウェッジもか…」
筒 「……。(感じたことを言っただけで、なぜ脅されなきゃいけないの…)長岡さん、いい加減にしてください。今日はちょっとボクに対する扱いが酷すぎませんか?」
筆者 「最初にボクのOBをさんざんバカにした仕返しです。可哀想だから最後に教えますが、 “合ってる”とだけ言っときます」
筒 「キィーーー!!!」
P編 「おいっ、私が目を離した隙に、なに喧嘩してんだ!筒さん、またヒステリー起こしたのか?」
筒&筆者 「なんでもないです」
Text/Mikiro Nagaoka
筆者 「いや、問題はアイアンのスピン量でしょ。こういった1ダース3000円台のコスパのいい2ピースボールを選ぶ人って、他社の2ピースのようにスピン量が少ないものがいいのか、今回の『ツアーソフト』のようにスピン量が多い方がいいのか、どう思います?だって、アイアンのトータル距離が落ちたら困るでしょ、特にヘッドスピードが遅い人には。飛び系アイアンが売れるのは【アイアンにも飛距離がほしい】って証拠でしょう?」
筒 「そりゃそうですが、人によるでしょ。それに、何の情報もなく『ツアーソフト』を打った感想としては、“意外に使える”というのが率直な印象です。スコアを作りやすそうとの意味で。ヘッドスピードが遅くても速くても、キャリーで狙える方がスコアを作りやすいのは当然でしょう?だから、他社の2ピースボールよりスコア重視の人も使える人が多いと感じますよ」
筆者 「それって、アイアンだけの話し?昔の『プロV1』と間違えたアプローチの打感の話しも込みですか?ドライバーの性能も込みのトータルの話し?」
筒 「トータルで感じたことです。やっぱり、ただ安いだけじゃダメですから。打感とか使いやすさとか、ボールにはいろんな役割がありますから、どれか一部分だけで判断できるわけないので」
筆者 「ふ〜ん。それ、ファイナルアンサー?もし間違ったら、多分タイトリストから猛クレームが来ますよ?あそこは、ボールにはシビアだからなぁ〜。あ、あとウェッジもか…」
筒 「……。(感じたことを言っただけで、なぜ脅されなきゃいけないの…)長岡さん、いい加減にしてください。今日はちょっとボクに対する扱いが酷すぎませんか?」
筆者 「最初にボクのOBをさんざんバカにした仕返しです。可哀想だから最後に教えますが、 “合ってる”とだけ言っときます」
筒 「キィーーー!!!」
P編 「おいっ、私が目を離した隙に、なに喧嘩してんだ!筒さん、またヒステリー起こしたのか?」
筒&筆者 「なんでもないです」
Text/Mikiro Nagaoka