プロギア『赤/金egg』ドライバー、意外に“高反発”に頼る必要はない!?マニアック試打レポ
ここのところ、最新アイアンネタばかりでしたが、やっと他のクラブカテゴリーについての投稿です。今回は今日発売のプロギアの『赤egg』『金egg』のドライバーについて。18ホールのラウンド試打レポをマニアックに報告します!
配信日時: 2017年9月15日 07時31分
適合で45.5インチの『赤egg』。筆者は高反発の『金egg』(45.75インチ)よりもスピンレスで飛ばせた!
筆者 「高反発の『金egg』ドライバーに慣れてくると、その飛びが病み付きになってついついそっちばかり打ってしまったんですが、45.5インチの『赤egg』を打ってみてビックリでした。これ、『金egg』より飛びますね、ボクのヘッドスピードの場合。投影面積の大きい深重心ヘッドのはずなのに、球が吹けずに前に前にグイグイ飛んできます。スピンレスの中・高弾道ドローなんで、キャリーもランも両方伸びました」
P筒 「同感です。今回、前作の『赤egg』よりも『金egg』に近い出来になっていると感じました。ヘッドスピードが低めの方向けの『金egg』は、もちろんヘッドが軽くなっているはず。前作の『赤egg』はけっこう全体がしっかりして、ヘッドも効いていた印象だったんですが、すごく軽やかに振れる感じに変わりました。オートマチックドロー性能が増した感じですね」
P編 「高反発の『金egg』は確かにすごい初速性能なんだけど、我々のようにヘッドスピードが45m/sを超える人間だとシャフトのしなり量も大きいし、スピンが入りやすくなってしまう。『赤egg』はスピンレスでちょうどいい弾道になるね。これだけヘッドが後ろに長いと、深重心を想像してしまうけど、インパクトでお尻が落ちすぎない感じがするね。ボールを前に押すような当たり方をするのは、フェースが重いのも理由の一つじゃないかな」
P筒 「まだ詳細なヘッド計測はしていませんが、これだけのディープフェースですからね。ヘッドの中で一番分厚いフェースがディープになれば、村田さんの言うことも分からなくはないです」
筆者 「不思議なんですが、『赤egg』って、ヘッドスピードを落として打った方が球が上がる印象なんですよ。いつもの自分のようにHS48m/sくらいで打つと、球が前に前に飛ぶ強弾道になってくれる印象なんです」
P編 「そんなに都合のいいヘッドがあるかな?という気もするけど、君の結果はそうだったね。君は一度もフェースオープンでインパクトしなかったからじゃないか」
筆者 「確かに、自分のスピードで振ったときは、全部強めのドローでしたね。ゆっくり振った時はストレートでしたから、それはあるかもしれません」
P筒 「長岡さん、短い方の『赤eggインパクト』を打った時は、2発ともちょっとプッシュですごい高弾道でしたよね。村田さんの見立ては合ってると思いますよ。つかまる順で言えば、『金eggロング』>『金egg』>『赤egg』>『赤eggインパクト』ですから。やっぱり、このヘッドは深重心なんだと思いますよ。球をつかまえれば、少し逃がすよりも強弾道になりやすいですから」
P筒 「同感です。今回、前作の『赤egg』よりも『金egg』に近い出来になっていると感じました。ヘッドスピードが低めの方向けの『金egg』は、もちろんヘッドが軽くなっているはず。前作の『赤egg』はけっこう全体がしっかりして、ヘッドも効いていた印象だったんですが、すごく軽やかに振れる感じに変わりました。オートマチックドロー性能が増した感じですね」
P編 「高反発の『金egg』は確かにすごい初速性能なんだけど、我々のようにヘッドスピードが45m/sを超える人間だとシャフトのしなり量も大きいし、スピンが入りやすくなってしまう。『赤egg』はスピンレスでちょうどいい弾道になるね。これだけヘッドが後ろに長いと、深重心を想像してしまうけど、インパクトでお尻が落ちすぎない感じがするね。ボールを前に押すような当たり方をするのは、フェースが重いのも理由の一つじゃないかな」
P筒 「まだ詳細なヘッド計測はしていませんが、これだけのディープフェースですからね。ヘッドの中で一番分厚いフェースがディープになれば、村田さんの言うことも分からなくはないです」
筆者 「不思議なんですが、『赤egg』って、ヘッドスピードを落として打った方が球が上がる印象なんですよ。いつもの自分のようにHS48m/sくらいで打つと、球が前に前に飛ぶ強弾道になってくれる印象なんです」
P編 「そんなに都合のいいヘッドがあるかな?という気もするけど、君の結果はそうだったね。君は一度もフェースオープンでインパクトしなかったからじゃないか」
筆者 「確かに、自分のスピードで振ったときは、全部強めのドローでしたね。ゆっくり振った時はストレートでしたから、それはあるかもしれません」
P筒 「長岡さん、短い方の『赤eggインパクト』を打った時は、2発ともちょっとプッシュですごい高弾道でしたよね。村田さんの見立ては合ってると思いますよ。つかまる順で言えば、『金eggロング』>『金egg』>『赤egg』>『赤eggインパクト』ですから。やっぱり、このヘッドは深重心なんだと思いますよ。球をつかまえれば、少し逃がすよりも強弾道になりやすいですから」
つかまり指数の高い『赤egg』。左が怖いドローヒッターは短い『赤eggインパクト』がオススメ
P編 「この4機種の中で、私が一番良かったのは44.5インチと短い『赤eggインパクト』だね。元々曲がり幅の大きなドローが持ち球だから、つかまり指数の高い『金eggロング』、『金egg』、『赤egg』だと出球をかなり右に出さないとフェアウェイに残らないんだよ。特に千葉カントリークラブみたいな名門の林間コースはセパレートされている木が高いから右に出球を出すといっても限界があるからね」
筆者 「確かに、『赤eggインパクト』は叩ける感じでシャフトもしっかりだから、一番巻き球が出づらいのは同感です」
P編 「短いと飛距離が出ないと感じる人がいるかもしれないけど、実際私が一番飛ばせるのは44.5インチの『赤eggインパクト』だった。短いけど投影面積は『赤egg』と同じですごく安心感がある。実際、ミート率が他とは全然違ったね。だからエネルギーがボールに乗りやすかったし、シャープに振れたというのが大きいと思う」
筆者 「ボクはやけに短く感じてダメだったなぁ〜。短いのにヘッドが大きいというのは、視覚的にバランスが悪いというか、う〜ん」
筆者 「確かに、『赤eggインパクト』は叩ける感じでシャフトもしっかりだから、一番巻き球が出づらいのは同感です」
P編 「短いと飛距離が出ないと感じる人がいるかもしれないけど、実際私が一番飛ばせるのは44.5インチの『赤eggインパクト』だった。短いけど投影面積は『赤egg』と同じですごく安心感がある。実際、ミート率が他とは全然違ったね。だからエネルギーがボールに乗りやすかったし、シャープに振れたというのが大きいと思う」
筆者 「ボクはやけに短く感じてダメだったなぁ〜。短いのにヘッドが大きいというのは、視覚的にバランスが悪いというか、う〜ん」
P筒 「今年PGAツアーでリッキー・ファウラーやジミー・ウォーカーなどが短尺ドライバーを使いだしたじゃないですか、石川遼プロも試したりしていましたよね。やはり、短いドライバーの方がシャープに振り切れていいという人は一定層いると思いますよ。皆さん気づいているか分かりませんが、『赤eggインパクト』よりも何年も前からプロギアは『egg impact』という短尺ドライバーを出し続けているんですよ。PGAツアープロの方がここに気づくのははるかに遅かったというね…」
P編 「そうだね、ニッチな市場かもしれないけど、きちんとそういうゴルファーにも選択肢を用意するのはメーカーの姿勢として評価できるね」
筆者 「なんか、今日トーナメントコースのバックティから回っているのに、距離が短く感じませんか?」
P筒&P編 「そりゃ、これだけ飛べばね、◯✕△が…」
筆者 「おっと、待った!長くなるので次回にしましょう」
Text/Mikiro Nagaoka
P編 「そうだね、ニッチな市場かもしれないけど、きちんとそういうゴルファーにも選択肢を用意するのはメーカーの姿勢として評価できるね」
筆者 「なんか、今日トーナメントコースのバックティから回っているのに、距離が短く感じませんか?」
P筒&P編 「そりゃ、これだけ飛べばね、◯✕△が…」
筆者 「おっと、待った!長くなるので次回にしましょう」
Text/Mikiro Nagaoka