“飛距離モンスター”こと『TOUR B JGR』の試打インプレ。前作は名器だったが、今回は?
高額なゴルフクラブ、購入ミスだけは避けたいもの。だからこそ、今まさに買おうとしているそこのアナタ、ちょっと待って! ALBA.netギア担当が知り得た特ネタを中心に、超マニアックでDEEPな耳寄り情報をお届け。購入する前にちょっと見て、絶対に損はさせません!
配信日時: 2017年8月3日 01時42分
トゥ高でアップライト、被って見えた前作。新作は誰でも構えやすくなった!
あと、劇的に変わったのが、構えた時の顔の部分。前作は「つかまる・上がる」性能が顔からも際立っていた。トゥが高く見えるライ角アップライトな上に、フックフェース度合いも激しく、ヒールボリュームの丸型といったもの。つまり【見るからにつかまる】印象だったのだが、これはスライサーには安心感が高くても、フッカーにはネガポイントだった。
ところが、新作はこの部分がニュートラルで、フッカーやドローヒッターにも構えやすい顔になっている。ライ角も59°とアップライトには違いないが、構えると前作ほどのアップライト感は感じないし、明らかに使える層が広がっていると感じる。
この顔ならは間違いなくツアープロたちは評価するはず。また、プロが評価するからといって「難しそう」な顔になったわけではなく、投影面積が大きく安心感がありつつ、フェースがしっかり見えてFP(フェースプログレッション)もしっかり付いていて「上がりやすそう」な印象も担保している。
ヒールボリュームも抑えられてトゥの膨らみの“鼻緒”部分も大きく、全体のシルエットがニュートラルな顔になっており、前作のネガポイントだけを削って修正することに成功した印象。これならアドレス時にフェースだけにフォーカスする人にも構えやすく、全体のシルエットでぼんやり見る人にもネガポイントが一切ない。クラウンの装飾デザインだけは好みが別れる部分だが、筆者はまったく気にならなかった。
ところが、新作はこの部分がニュートラルで、フッカーやドローヒッターにも構えやすい顔になっている。ライ角も59°とアップライトには違いないが、構えると前作ほどのアップライト感は感じないし、明らかに使える層が広がっていると感じる。
この顔ならは間違いなくツアープロたちは評価するはず。また、プロが評価するからといって「難しそう」な顔になったわけではなく、投影面積が大きく安心感がありつつ、フェースがしっかり見えてFP(フェースプログレッション)もしっかり付いていて「上がりやすそう」な印象も担保している。
ヒールボリュームも抑えられてトゥの膨らみの“鼻緒”部分も大きく、全体のシルエットがニュートラルな顔になっており、前作のネガポイントだけを削って修正することに成功した印象。これならアドレス時にフェースだけにフォーカスする人にも構えやすく、全体のシルエットでぼんやり見る人にもネガポイントが一切ない。クラウンの装飾デザインだけは好みが別れる部分だが、筆者はまったく気にならなかった。
また、ソールデザインも牙が強調されつつも、シンプルでシック。筆者は「前作よりはるかにカッコよくなった!」と感じる。フェースも大きく、バランスのいい形状かつ、スピン量を減らす細かいミーリングも健在だ。
ネーミングに「TOUR B」が入ったとおり、明らかに前作のアベレージゴルファー向け感が抑えられ、アスリート風味が足されていると感じるのである。
ネーミングに「TOUR B」が入ったとおり、明らかに前作のアベレージゴルファー向け感が抑えられ、アスリート風味が足されていると感じるのである。
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