テーラーメイドのNEW『M』シリーズ、プチ試打インプレ
text by kazuhiro koyama
配信日時: 2017年1月26日 04時00分
新構造で、やさしくなった『M1ドライバー』
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『M1ドライバー』はグラファイトコンポジット部分を大幅増量
注目度の高いドライバーだが、『M1ドライバー』は、前作も定評のあったグラファイトコンポジットを大幅に増量し、金属でない部分が、前作から43%増えたという。余剰重量はフルチタンヘッドと比べて、11gにも及び、その分を他の部分に配置できる。
見た目も大きく変わった。前作よりも白い塗装の部分が大きくなり、特にトゥ側が広くなった。これによって、変な表現だが、構えた時の品が増して、より感覚的なデザインになったように思う。始動しやすいし、インパクトに向けてボールをつかまえようとする動きが生まれやすい。
ヘッド素材が、6-4チタンから、より軽量の9-1-1チタンに変わったためか、外郭が薄くなり、打感が軽やかになった感じがある。重量を周辺に配分して、より慣性モーメントが大きくなったはずだが、それほど振りにくさはなく、オートマチックに低スピン弾道になるところは、前作同様だ。
見た目も大きく変わった。前作よりも白い塗装の部分が大きくなり、特にトゥ側が広くなった。これによって、変な表現だが、構えた時の品が増して、より感覚的なデザインになったように思う。始動しやすいし、インパクトに向けてボールをつかまえようとする動きが生まれやすい。
ヘッド素材が、6-4チタンから、より軽量の9-1-1チタンに変わったためか、外郭が薄くなり、打感が軽やかになった感じがある。重量を周辺に配分して、より慣性モーメントが大きくなったはずだが、それほど振りにくさはなく、オートマチックに低スピン弾道になるところは、前作同様だ。
より大きく、軽やかになった『M2ドライバー』
『M2ドライバー』は、「ジオコースティックデザイン」と呼ばれるソールとクラウンのつなぎ目に折り返しがあるような独特のデザインで、見た目の斬新さがある。これにより、フェース面積は7%大きくなったという。構えたときの投影面積も大きく見える。
ヘッド重量が重めと予想される『M1ドライバー』と比べて、『M2ドライバー』はさらに打感と振り感が軽やかで、スイートエリアの広さも体感できる。大きさを感じさせない扱いやすさがあり、ゴルファーからの評価が高かった前作を上回るミスへの強さがありそうだ。
私自身、前作の『M1』、『M2』ともドライバーを所有していて、十分にその機能に満足しているが、新作は機能面、特にスイートエリアの拡大という点でさらに進化したと思う。ドライバーはすでにツアープロが続々とスイッチしているようだ。シャフトのマッチングを上手く行い、弾道調整機能を活用すれば、ゴルファーにとって大きな武器になるだろう。
ヘッド重量が重めと予想される『M1ドライバー』と比べて、『M2ドライバー』はさらに打感と振り感が軽やかで、スイートエリアの広さも体感できる。大きさを感じさせない扱いやすさがあり、ゴルファーからの評価が高かった前作を上回るミスへの強さがありそうだ。
私自身、前作の『M1』、『M2』ともドライバーを所有していて、十分にその機能に満足しているが、新作は機能面、特にスイートエリアの拡大という点でさらに進化したと思う。ドライバーはすでにツアープロが続々とスイッチしているようだ。シャフトのマッチングを上手く行い、弾道調整機能を活用すれば、ゴルファーにとって大きな武器になるだろう。
コヤマカズヒロ/ゴルフコラムニスト
1974年、広島生まれ。雑誌・WEB媒体にレッスンなどのゴルフ記事を執筆。 99年に大手ゴルフショップチェーンの立ち上げに参画。 ゴルフギアに関しては、性能面はもちろん製造・流通まで 幅広い知識のある異色のライター。