ダンロップの『スリクソン ZX7 ドライバー』ってどんなクラブ?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時: 2020年11月27日 08時00分
「軽く振っても飛ぶ!」 by ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典
<試打スペック>『スリクソン ZX7 ドライバー』
ヘッド素材:8AL-2Vチタン合金+チューニングウェイト
クラウン :CFRPコンポジット
フェース :Siper-TIX51AF チタン合金
ヘッド体積:460cc
シャフト :Diamana ZX60(S)
ロフト :9.5度(10.5度もあり)
長さ :45.25インチ
ライ角 :59.0度
ロマン派ゴルフ作家の篠原です。今回は『スリクソン ZX7 ドライバー』のお話です。
少し前まで『スリクソン』はコントロール性能と方向性能が優れていて、距離は出ないけど、ボールを集めやすいクラブというイメージがありました。ツアープロが求めるニーズに応えていく中で、そういうブランドやクラブがあっても良いと個人的には思っていましたが、最近はガラッと印象が変わっています。僕の中では、昨年からは“スリクソンは飛ぶ”という認識になっています。
『スリクソン ZX7 ドライバー』をコースに持ち込んで打ってみました。
期待以上の飛距離性能でした。中弾道のストレートボールで、230ヤード平均を打てます(ヘッドスピード40m/秒)。最長飛距離は、255ヤードでした。これは、強烈です。曲がりに敏感ではありますが、ストレートに飛ぼうともしてくれる不思議なドライバーです。
打音の音質は金属系で残響が少ない感じで、音量はやや控えめです。打ち応えは、フェースに乗る感触があるのですが、初速感も強いです。
『スリクソン ZX7 ドライバー』で特徴だといえるのが、左に行きにくいことです。やさしいドライバーは、引っかけが出やすいという欠点があるものがありますが、『スリクソン ZX7 ドライバー』は、それはありません。それでいて、ドローも楽々打てるのです。
ツアードライバーですので、パワーヒッターが使う前提で作られている部分があります。しかし、貧打でも『スリクソン ZX7 ドライバー』は、十分に機能します。試打ラウンドが楽しかったです。
『スリクソン ZX7 ドライバー』は、飛ぶツアードライバーを使いたいゴルファーにオススメです。スライスで悩んでいるゴルファーには、姉妹ドライバーの『スリクソン ZX5 ドライバー』よりも、『スリクソン ZX7 ドライバー』をオススメします。
個人的には、フェードが気持ち良く打てるとことが『スリクソン ZX7 ドライバー』の最大の魅力だと思いました。言葉が難しいですが、誤解を恐れずに書けば、小細工が効くドライバーなのです。
もう一つ、特筆すべきは、マン振りしなくとも、飛距離が出ることです。普通に振れば、クラブが仕事をしてくるというのは、純正シャフトとヘッドの諸々のスペックなどのチューニングが上手くいっている証明です。
最後に、『スリクソン ZX7 ドライバー』の試打に付き合ってくれたゴルフ仲間にも打ってもらったところ、3名が『スリクソン ZX7 ドライバー』を予約購入しました。一発で惚れ込んでしまったというわけです。ちなみに、僕も『5』と悩んだ末に、『スリクソン ZX7 ドライバー』のユーザーになりました。『スリクソン ZX7 ドライバー』は、打ってみてビックリする価値があるドライバーです。
ヘッド素材:8AL-2Vチタン合金+チューニングウェイト
クラウン :CFRPコンポジット
フェース :Siper-TIX51AF チタン合金
ヘッド体積:460cc
シャフト :Diamana ZX60(S)
ロフト :9.5度(10.5度もあり)
長さ :45.25インチ
ライ角 :59.0度
ロマン派ゴルフ作家の篠原です。今回は『スリクソン ZX7 ドライバー』のお話です。
少し前まで『スリクソン』はコントロール性能と方向性能が優れていて、距離は出ないけど、ボールを集めやすいクラブというイメージがありました。ツアープロが求めるニーズに応えていく中で、そういうブランドやクラブがあっても良いと個人的には思っていましたが、最近はガラッと印象が変わっています。僕の中では、昨年からは“スリクソンは飛ぶ”という認識になっています。
『スリクソン ZX7 ドライバー』をコースに持ち込んで打ってみました。
期待以上の飛距離性能でした。中弾道のストレートボールで、230ヤード平均を打てます(ヘッドスピード40m/秒)。最長飛距離は、255ヤードでした。これは、強烈です。曲がりに敏感ではありますが、ストレートに飛ぼうともしてくれる不思議なドライバーです。
打音の音質は金属系で残響が少ない感じで、音量はやや控えめです。打ち応えは、フェースに乗る感触があるのですが、初速感も強いです。
『スリクソン ZX7 ドライバー』で特徴だといえるのが、左に行きにくいことです。やさしいドライバーは、引っかけが出やすいという欠点があるものがありますが、『スリクソン ZX7 ドライバー』は、それはありません。それでいて、ドローも楽々打てるのです。
ツアードライバーですので、パワーヒッターが使う前提で作られている部分があります。しかし、貧打でも『スリクソン ZX7 ドライバー』は、十分に機能します。試打ラウンドが楽しかったです。
『スリクソン ZX7 ドライバー』は、飛ぶツアードライバーを使いたいゴルファーにオススメです。スライスで悩んでいるゴルファーには、姉妹ドライバーの『スリクソン ZX5 ドライバー』よりも、『スリクソン ZX7 ドライバー』をオススメします。
個人的には、フェードが気持ち良く打てるとことが『スリクソン ZX7 ドライバー』の最大の魅力だと思いました。言葉が難しいですが、誤解を恐れずに書けば、小細工が効くドライバーなのです。
もう一つ、特筆すべきは、マン振りしなくとも、飛距離が出ることです。普通に振れば、クラブが仕事をしてくるというのは、純正シャフトとヘッドの諸々のスペックなどのチューニングが上手くいっている証明です。
最後に、『スリクソン ZX7 ドライバー』の試打に付き合ってくれたゴルフ仲間にも打ってもらったところ、3名が『スリクソン ZX7 ドライバー』を予約購入しました。一発で惚れ込んでしまったというわけです。ちなみに、僕も『5』と悩んだ末に、『スリクソン ZX7 ドライバー』のユーザーになりました。『スリクソン ZX7 ドライバー』は、打ってみてビックリする価値があるドライバーです。
コメンテータープロフィール
篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。