プロギアの『RS F ドライバー』ってどんなクラブ?
ロマン派ゴルフ作家、ゴルフエッセイスト、ヴィクトリアゴルフのショップ店員、ALBA編集部のギア担当など、専門家が話題のギアをズバッと解説!
配信日時: 2020年9月18日 08時00分
「特別なゴルファーのために!」 by ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典
<試打スペック>『RS F ドライバー』
フェース:チタン(Ti-6Al-4V)
ボディ :チタン(Ti-8Al-1V-1Mo)
クラウン:カーボン(CFRP)
体 積:460cc
ロフト :9.5度(10.5度もあり)
ライ角 :56度
シャフト:TOUR AD FOR PRGR(M-43)
長 さ:45.5インチ
ロマン派ゴルフ作家の篠原です。
今回は『RS F ドライバー』のお話です。
『RS F ドライバー』は、『RS5 RS ドライバー』のシリーズの中で、最も難しいタイプになります。難しいドライバーをプロが使って、そのプロが飛ぶから、シリーズものでは難しいドライバーが一番飛ぶと考える人がいますが、それは間違いです。その逆で、難しいドライバーは、方向性を重視していたりして飛距離性能は二の次だったりするのです。自己満足で自分を追い込むことは、何一つプラスになりません。
とは言っても、『RS F ドライバー』は飛距離性能を蔑ろにしていないドライバーです。『RS5 RS ドライバー』シリーズの他の2つのドライバーがボールをとらえやすくして、やさしさを生み出しているのとは一線を引いて、『RS F ドライバー』はオープンフェースになっていてとらえる動きは抑えてあります。
『RS F ドライバー』を実際にコースで打ってみました。『F』は飛ばないと覚悟をしていましたが、いきなり230ヤードを打てました(ヘッドスピード40m/秒)。これは驚きでした。まず最初に感じたのが、飛距離でした。
フェード、ドロー。どちらも敏感に反応してくれます。中弾道です。そして、低スピンの強弾道です。
『RS F ドライバー』で面白かったのは打感です。初速感があるのですけれど、弾き感が薄れてフェースに乗った感じがするのです。この感触とコントロール性能がリンクすると強力な武器になります。こういうドライバーは市場にはほとんどないです。感性だけではなく機能がマッチしているところが良いです。
『RS F ドライバー』は、低スピンなボールが打ちたいドライバーを求めているゴルファーにオススメします。なかなか頼りになるドライバーです。
そして、ボールの弾道をイメージして打つのが得意なゴルファーにもオススメです。
『RS F ドライバー』は、最も飛んだホールで245ヤードでした。僕の場合は、芯に当てることに苦労しないので、楽に使うことが出来ましたが、『RS F ドライバー』は多少芯を外してもしっかりと飛びますが、神髄を味わうのであれば、芯に当たった快感を感じて欲しいです。この時代に、「強芯」を前面に打ち出してきたプロギアの勇気に拍手を贈ります。『RS F ドライバー』で、ドライバーの面白さを体験するべきです。
フェース:チタン(Ti-6Al-4V)
ボディ :チタン(Ti-8Al-1V-1Mo)
クラウン:カーボン(CFRP)
体 積:460cc
ロフト :9.5度(10.5度もあり)
ライ角 :56度
シャフト:TOUR AD FOR PRGR(M-43)
長 さ:45.5インチ
ロマン派ゴルフ作家の篠原です。
今回は『RS F ドライバー』のお話です。
『RS F ドライバー』は、『RS5 RS ドライバー』のシリーズの中で、最も難しいタイプになります。難しいドライバーをプロが使って、そのプロが飛ぶから、シリーズものでは難しいドライバーが一番飛ぶと考える人がいますが、それは間違いです。その逆で、難しいドライバーは、方向性を重視していたりして飛距離性能は二の次だったりするのです。自己満足で自分を追い込むことは、何一つプラスになりません。
とは言っても、『RS F ドライバー』は飛距離性能を蔑ろにしていないドライバーです。『RS5 RS ドライバー』シリーズの他の2つのドライバーがボールをとらえやすくして、やさしさを生み出しているのとは一線を引いて、『RS F ドライバー』はオープンフェースになっていてとらえる動きは抑えてあります。
『RS F ドライバー』を実際にコースで打ってみました。『F』は飛ばないと覚悟をしていましたが、いきなり230ヤードを打てました(ヘッドスピード40m/秒)。これは驚きでした。まず最初に感じたのが、飛距離でした。
フェード、ドロー。どちらも敏感に反応してくれます。中弾道です。そして、低スピンの強弾道です。
『RS F ドライバー』で面白かったのは打感です。初速感があるのですけれど、弾き感が薄れてフェースに乗った感じがするのです。この感触とコントロール性能がリンクすると強力な武器になります。こういうドライバーは市場にはほとんどないです。感性だけではなく機能がマッチしているところが良いです。
『RS F ドライバー』は、低スピンなボールが打ちたいドライバーを求めているゴルファーにオススメします。なかなか頼りになるドライバーです。
そして、ボールの弾道をイメージして打つのが得意なゴルファーにもオススメです。
『RS F ドライバー』は、最も飛んだホールで245ヤードでした。僕の場合は、芯に当てることに苦労しないので、楽に使うことが出来ましたが、『RS F ドライバー』は多少芯を外してもしっかりと飛びますが、神髄を味わうのであれば、芯に当たった快感を感じて欲しいです。この時代に、「強芯」を前面に打ち出してきたプロギアの勇気に拍手を贈ります。『RS F ドライバー』で、ドライバーの面白さを体験するべきです。
コメンテータープロフィール
篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。