高評価だった前作から2年…『GLOIRE F2』は“プロ、一般アマ問わず”
text by kazuhiro koyama
配信日時: 2016年9月29日 03時30分
プレミアム市場に向けた高級ブランド『GLOIRE』の変遷
『GLOIRE』ブランドが登場したのは、4年前の2012年。前年に真っ白ヘッドで世界のゴルファーの度肝を抜いた『R11』が発表され、この年にはフェアウェイウッドとして空前の大ヒットになる『RBZ(ロケットボールズ)』が発売になる。テーラーメイドの勢いがゴルフクラブの世界を席巻していた頃だ。
グローバル市場と異なり、日本では定価が5万円台のドライバーと、8万円以上するドライバーに価格帯が二分される傾向にある。その高額なプレミアム市場で、断トツの人気を誇るのが『XXIO』だ。『GLOIRE』は、ブランド立ち上げ当初から、『XXIO』を買っているゴルファーに訴求することを宿命づけられたクラブだった。
ところが、初代『GLOIRE』にいち早く反応したのは、女子プロであり、シニア選手だった。ゴルファーがこだわるのは何と言っても飛距離。『GLOIRE』のフェース反発力の高さ、飛び性能に優れた点がプロに受け入れられ、契約外の選手にも広がり、女子ツアーとシニアツアー両方でモデル別使用率1位になった。
テーラーメイドのグローバルモデルは、海外ツアープロが好んで使用するように、どちらかと言うとハードヒッター向けで、パワーと自分でボールをつかまえるスイングが要求される。その点、日本市場向けのグローレは、ボールもつかまりやすく、上がりやすい。この点も、女子プロやシニアプロにウケた大きな要因だろう。初代『GLOIRE』は、プロの使用率の高さやゴルファーの口コミによって広まり、発売から徐々に評価を高めていった。
『GLOIRE』は2013年の12月に2代目を発売する。シルバーのヘッドに70層にもおよぶグラファイトコンポジットをウレタンでカバーした“マルチマテリアルフェース」”というカーボン素材のフェースが特徴的だったモデルだ。これはテクノロジーとしては斬新なクラブだったが、プレミアムラインとしてはあまりに低スピンで、打音もやや低めだったこともあり、市場の反応は芳しくなかった。
名作『GLOIRE F』が発売になるのは、翌年の夏。わずか半年余りで、過去の2モデルを凌駕する完成度の高いモデルが投入された。初代の飛び性能はそのままに同社特有のスピードポケットを搭載し、2年経っても“全く古びない”ドライバーだ。
【関連】GLOIRE F ドライバーのアマチュアの評価は?(口コミ75件)
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ところが、初代『GLOIRE』にいち早く反応したのは、女子プロであり、シニア選手だった。ゴルファーがこだわるのは何と言っても飛距離。『GLOIRE』のフェース反発力の高さ、飛び性能に優れた点がプロに受け入れられ、契約外の選手にも広がり、女子ツアーとシニアツアー両方でモデル別使用率1位になった。
テーラーメイドのグローバルモデルは、海外ツアープロが好んで使用するように、どちらかと言うとハードヒッター向けで、パワーと自分でボールをつかまえるスイングが要求される。その点、日本市場向けのグローレは、ボールもつかまりやすく、上がりやすい。この点も、女子プロやシニアプロにウケた大きな要因だろう。初代『GLOIRE』は、プロの使用率の高さやゴルファーの口コミによって広まり、発売から徐々に評価を高めていった。
『GLOIRE』は2013年の12月に2代目を発売する。シルバーのヘッドに70層にもおよぶグラファイトコンポジットをウレタンでカバーした“マルチマテリアルフェース」”というカーボン素材のフェースが特徴的だったモデルだ。これはテクノロジーとしては斬新なクラブだったが、プレミアムラインとしてはあまりに低スピンで、打音もやや低めだったこともあり、市場の反応は芳しくなかった。
名作『GLOIRE F』が発売になるのは、翌年の夏。わずか半年余りで、過去の2モデルを凌駕する完成度の高いモデルが投入された。初代の飛び性能はそのままに同社特有のスピードポケットを搭載し、2年経っても“全く古びない”ドライバーだ。
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